祝100歳！百寿のお祝いにあげたい人気プレゼント＆メッセージを紹介

ご両親や祖父母、親戚や知人が100歳（百寿）を迎えるというのは、ご自身のみならずとっても大変嬉しく誇らしいこと。１世紀という長い時間を生き抜くなんて、本当に素晴らしいことですよね。ぜひとも、盛大な雰囲気の中でお祝いをしましょう。100歳の誕生日プレゼントを用意するのもいいですよね。生涯で忘れることのできない長寿祝いにしましょう。

プレゼントの金額は、自分と相手との関係性によって変動します。一般的な平均相場は次のとおりです。
・両親の場合：2〜5万円
・祖父母の場合：1〜3万円
・親戚、友人、会社関係などの場合：5千〜1万円
上記はあくまで目安です。お金にとらわれず、相手の好みのものを基準にしてプレゼントを選んでもよいでしょう。

日本では還暦祝いなど、おじいさんおばあさんの長寿祝いをする習慣があります。百寿はその名前の通り、100歳を記念した長寿祝いのことです。読み方は「ひゃくじゅ」もしくは「ももじゅ」です。また、100年は1世紀に当たることから、「紀寿（きじゅ）」と呼ばれることもあります。

長寿のお祝いは、「還暦」（賀寿）（に始まり、「古希」（70歳）、「喜寿」（77歳）、「傘寿」（80歳）、「米寿」（88歳）、「卒寿」（90歳）、「白寿」(99歳）があり、その次が「百寿」(100歳）となります。

長寿祝いにはそれぞれテーマカラーがありますが、百寿の場合は「白」が定番です。ただ、百寿は「ももじゅ」とも呼ばれることから、「桃色」のものを贈るのも良いとされています。

百寿祝いも長寿祝いの衣装とも言えるちゃんちゃんこを着てもらってお祝いすると、より雰囲気が盛り上がることでしょう。百寿のテーマカラーは白ですから、白の頭巾とちゃんちゃんこがおすすめです。

年齢が「100歳」と3桁という大台に乗るわけですから、他の長寿祝いよりも盛大なお祝いをしたいものですよね。賑やかなお祝いを受けて、ご本人も「長生きしてよかった、まだまだ長生きしよう」と思ってもらえるかもしれません。

ではここから、100歳のお祝いにふさわしい素敵な贈り物をラインナップしていきたいと思います！お酒やお菓子など、人それぞれの好みにあったものをチョイスしました。100歳という人生の円熟期を迎えたあの人にぴったりの味のあるプレゼントを選んで、喜んでもらいたいですね。

100歳ともなると体の自由が効かなくなり、外に出るのも大変になってきます。高齢者は少しの気温の上下で体調を崩すことも多いですから、たとえ花が美しい季節でも、自由に連れ出してあげるのは難しいでしょう。

とは言え、大好きなお祖父ちゃん、お祖母ちゃんには、いつでも花の美しさを感じさせてあげたいですよね。それならば、季節のお花をたくさん集めた大きな花束をプレゼントするのはいかがでしょう。花の溢れるばかりの生命力は、きっとお祖父ちゃん、お祖母ちゃんを笑顔にしてくれるはずですよ。

100歳でも美味しいものには目がない！という食いしん坊なお祖父ちゃん、お祖母ちゃんには、とびっきりの「スイーツ」を用意してあげましょう。ケーキやゼリーなど、柔らかくて喉越しが良いものを選ぶのがポイントです。家族みんなでご相伴に預かり、一緒に食卓を囲めば、笑顔のはじける素敵な百寿祝いになりますよ♡

百寿のテーマカラーは白ですが、「ももじゅ」とも呼ばれることから、お祝いでは「桃色」のものを身につけるもの良しとされています。主役の座を際立たせるためにも、「ちゃんちゃんこと頭巾のセット」は必ず用意しておきたいですね。セット商品も多数販売されているので、お祝いの日までに届くよう、しっかり準備しておきましょう。

100歳になると、自由に活動するということはなかなか難しくなり、自宅でゆっくりとくつろぐ時間が長くなってきます。ですから贈り物を選ぶときは、自宅で使うことのできる用途の広いものをチョイスするのがポイント。「タオル」や「手ぬぐい」なら自由に使うことができますし、毎日使用するものなので、喜ばれるでしょう。

毎日、ゆっくりと時間を過ごしているお祖父ちゃん、お祖母ちゃんには、お茶の時間に使える「コーヒーカップ」を贈ってみてはいかがでしょうか。「湯呑み」を贈るのも良いですが、100歳ともなると、年齢的に手足の自由がだんだんと効かなくなってくるので、取っ手のついた「コーヒーカップ」のほうが、使いやすいこともありオススメです。

100歳ともなれば、ひ孫がたくさんいる方も多いですよね。そんなひ孫が遊びに来た時に、「かわいい〜」と喜んでもらえるような「ぬいぐるみ」をプレゼントするのも良いでしょう。部屋に飾っておいても可愛らしいですし、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんがひ孫と遊ぶきっかけにもなって活躍してくれるはずです。

まだまだ食欲が衰えないお祖父ちゃん、お祖母ちゃんには「箸」をプレゼントしましょう。食欲はやっぱり元気の源！これから110歳、120歳を目指すなら、なによりたくさん食べることが重要です。「これからも、いっぱい美味しいもの食べようね！」などのメッセージを添えて、贈ってあげてください。

離れて暮らすお祖父ちゃん、お祖母ちゃんに贈りたいのがアナタや家族の写真を入れた「写真立て」です。みんなが笑顔で集った写真を入れて贈れば、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんが寂しい時の支えになってくれるはず。あたたかな家族の絆を感じさせてくれます。とびっきりの写真を選んで、プレゼントしましょう。

最近流行のご長寿ギフトといえば、やはり「似顔絵色紙」でしょう。プロに頼めば、とっても素敵な「似顔絵色紙」を描いてもらうことができますよ！絵が得意なら、もちろんご自身で描いてみても良いでしょう。心のこもった、記念に残るギフトになりますよ。これなら100歳のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんもビックリ！とっても喜んでもらえるはずです。

100歳になってもお酒が飲めるなんて、とっても幸せなことですよね♡お祖父ちゃん、お祖母ちゃんがまだまだ「いける口」なら、とびっきりのお酒を注文しておきましょう。「百歳まで生きててよかった」と言ってもらえるような、美味しいお酒で一緒に乾杯したいですね！お酒で気分がよくなって、歌い出してしまうことも！？お祝い会場が盛り上がるはずです。

100歳を迎えるお祖父ちゃん、お祖母ちゃんにギフトを送る際悩んでしまうのが、そこに添えるメッセージです。100歳という大台に乗ったからには、何か気の利いた文言を添えたいものですが、いざとなるとなかなか思いつきませんよね。そこで今回は、100歳を迎える方に贈るメッセージを10つ、例文つきでご紹介したいと思います。

孫からお祖父ちゃん、お祖母ちゃんにメッセージを贈る場合は、親しみをこめた文言を選ぶのがポイント。小さな時から可愛がってくれたお祖父ちゃん、お祖母ちゃんとの思い出を、メッセージに込めることができれば、アナタの優しい気持ちがたっぷりと伝わります。

（例文）
じいちゃん１００歳の誕生日、おめでとう！
僕が今の家族を築けたのも、じいちゃんがいてくれたおかげ。
昔、一緒に絵を描いて遊んだこと、今でも覚えてるよ。
これからもずっと、僕の大事なじいちゃんでいてください。

両親が100歳を迎える場合、アナタ自身の年齢も高齢にさしかかっていることと思います。親と共に過ごした人生を振り返りつつ、感謝の気持ちを表現してみましょう。孫、そしてひ孫へ繋がっていく命の重みを感じさせるメッセージが書ければ素晴らしいですね。

（例文）
父、母へ
百寿お祝い申し上げます。
1世紀もの時を越えて、今もここに元気に過ごしておられることを本当に嬉しく思います。
育ててくれた感謝は今なお尽きません。
私も孫を持つ身となりましたが、これからも貴方の息子として、
誇りを持って生きていきたいと思っています。どうぞ長生きしてください。

100歳ともなると、ひ孫が10代、20代になっていることも多いものですよね。そうなるとひ孫からお祖父ちゃん、お祖母ちゃんへギフトを贈ることもあるでしょう。孫に比べ、直接的に触れ合う機会は少ないひ孫ですが、家族だからこその親密さを込めたメッセージは、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんにとって嬉しいものです。

（例文）
おじいちゃん、おばあちゃんへ
100歳おめでとうございます。
これからも元気で、次は110歳を目指してくださいね！
僕たちも勉強を頑張ります。
ずっと見守っていてください。

直接的な関係ではないけれど、親戚の誰かが100歳を迎えるという時は、定型的なお祝いのメッセージが良いでしょう。過度にカジュアルなものよりも、ややかしこまった挨拶が好まれます。

（例文）
百寿を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。
いつまでも健やかでいらっしゃいますことを、
末席ながらお祈り申し上げます。

知り合いの方が100歳を迎えられるにあたっては、どのような関係であるかがポイントになります。顔をあわせる機会が多く、親しい間柄なら、カジュアルで楽しいメッセージが良いでしょう。

（例文）
○○さん、還暦おめでとうございます。
いつも○○さんの元気な笑顔にパワーをもらっています。
100歳なんて本当に素晴らしいですね。
私も、○○さんのように長生きできるよう頑張ります。
またお会いできるのを楽しみにしています。

すでに退職されたけれど、以前とてもお世話になった方が百寿を迎えられることになったら、心を込めて百寿祝いを贈りたいですよね。しばらく会っていないなら、その旨お詫びしつつ、お祝いを述べましょう。

（例文）
○○様
ご無沙汰しております。
このたび○○様が百寿を迎えられたことを耳にし、喜びの気持ちでいっぱいです。
本当に、おめでとうございます。
過ぎし日に○○様より頂いた教えは、今なお私の中に生きております。
長くお会いしておりませんが、早晩お伺い申し上げたく存じております。
寒い季節ですので、何卒体調を崩されませんよう、お祈り申し上げます。

高校、大学などでお世話になった恩師が百寿を迎えられるなら、お祝いメッセージは必須です。貴方の知識の礎を築いてくださった方ですから、しっかりとした文言を選んでメッセージを作りたいですね。学生時代の思い出を懐かしむ気持ちを織り込むと、しっとりした良いメッセージになりますよ。

（例文）
○○先生
ご無沙汰しております。
先生が百寿を迎えられると知り、かつてのゼミ生一同喜びの気持ちでいっぱいです。
あの学び舎で過ごした日々が今も僕らの糧となっています。
先生がしてくださった面白い話の数々は忘れられません。
今一度お会い出来れば幸いです。
それまで、どうぞお体を大切にいつまでも長生きしてください。

百寿祝いは盛大な催しとなることもあるので複数の人が集まって一つのギフトを贈るという場合も考えられます。そのような場合には、個人的な思い出ではなく、みんなの気持ちがつまった温かな言葉を選んでメッセージを制作しましょう。

（例文）
百歳おめでとうございます。
笑顔の素敵な○○さんは、いつでも私たちのヒーローです。
これからもずっと、元気で長生きしてくださいね！

100歳の方にメッセージを贈る場合、「これからも長生きしてね」と記載するのはなかなか過酷にも思えるかもしれませんが、現代の医療技術をもってすれば、120歳くらいまで生きられる可能性は十分にあります。まだまだ長生きしてほしいという心からの気持ちを込めて、この一文を添えてあげると、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんも嬉しいですよ。

（例文）
激動の時代を生き抜いたおじいちゃんなら、
きっとまだまだ長生きできるはず。
孫一同、110歳のお祝いができることを祈っています。
ずっと元気でいてください。

百寿祝いのメッセージの定番なら、「健康と幸せを祈って」というフレーズを入れると良いでしょう。長寿祝いによく使われる文言なので、覚えておくと便利ですよ。

（例文）
百寿おめでとうございます。
○○さんの今なおお元気でいらっしゃる様子に日々励まされております。
今後のご健康とご多幸を陰ながらお祈り申し上げます。

100歳を迎えた高齢者を対象に、厚生労働省からお祝い品を受け取ることもできます。日本は昔から「老人の日」を設けて、それまで社会に貢献してきた高齢者の人々に感謝の意を示す習慣を築いてきました。お祝い品は「銀杯」と呼ばれる盃（さかづき）です。こちらの贈り物とあわせてプレゼント選びをするのもいいかもしれませんね。

超高齢化社会とは言え、なかなか百寿のお祝いに呼ばれることはありません。日本人の平均寿命は80歳〜90歳程度ですから、100歳まで生きるというのは本当に素晴らしいこと。だからこそ、ギフトにもメッセージにもこだわって、特別なお祝いを演出しましょうね！次は108歳の茶寿、111歳の皇寿と続くので、そこでも盛大にお祝いしたいですね！